推し活をやめてよかったことを考えると、最初に浮かぶのはお金ではありません。
もちろん、結果的にはお金も自由になりました。
でも、最初に軽くなったのは気持ちでした。
新しいグッズ情報を追わなくていい。
収納先に困らなくていい。
次の発売日を気にしなくていい。
その静かさが、思っていたより大きかったのだと思います。
推し活をしていた時間が悪かった、という話ではありません。
ただ、今振り返ると、私はずっと何かを追い続ける前提の中にいたのかもしれません。
この記事では、私が推し活をやめてから「よかった」と感じたことを、気持ち・情報・お金・好きとの距離感に分けて整理します。
これはあくまで私の場合です。私は一度「もういい」と思うと、その後の後悔が少ないタイプです。
同じように一気に手放すことをおすすめしたいわけではありません。
推し活をやめて、最初に軽くなったのはお金ではなかった
収納先に困らなくなった
推し活をしていた頃は、グッズの置き場所をいつも少し気にしていました。
買ったときはうれしい。
届いたときも、ちゃんと好きだと思う。
でも、そのあとに「どこに置こう」が残ります。
飾る場所があるわけではない。
でも、雑に扱いたいわけでもない。
そうして、引き出しや収納の中に少しずつものが増えていきました。
推し活をやめてから、その悩みが静かに消えました。
新しく買わないだけで、収納先を考える時間も、管理する気持ちも減っていきました。
情報を追わなくていい解放感があった
もうひとつ大きかったのは、情報を追わなくていいことでした。
公式アカウントを見て、新商品やイベントの案内を確認する。
そのたびに、買うかどうかを考える。
行くかどうかを考える。
見逃したくない気持ちが少し動く。
それは楽しい時間でもありました。
でも、ずっと続くと、情報を見るだけで小さな判断が発生していたのだと思います。
追わなくなってから、その判断が減りました。
それだけで、頭の中が少し静かになりました。
お金が自由になったのは、あとから気づいたことだった
お金が自由になったと感じたのは、少しあとでした。
やめた瞬間に、「これでお金が貯まる」と思ったわけではありません。
ただ、買わない月が続く。
収納を増やさなくていい。
イベントやお店に行く予定も減る。
そうして時間が経ってから、推し活に流れていたお金は思っていたより大きかったのだと気づきました。
最初に軽くなったのは気持ちで、お金の自由はあとから見えてきた結果だったのだと思います。
公式アカウントを外したとき、「もうファンじゃなくていい」と思った
新商品やイベント情報を見なくてよくなった
公式アカウントのフォローを外したとき、少し不思議な感覚がありました。
もう見なくていいんだ。
そう思ったあとに、もうひとつ言葉が出てきました。
もうファンじゃなくていいんだ。
もちろん、誰かにファンでいろと言われていたわけではありません。
でも、自分の中では、情報を追うことと好きでいることがかなり近くなっていました。
新情報を知らない。
新商品を買わない。
イベントに反応しない。
それでも別に、誰かに責められるわけではない。
そのことに、あとから気づいた気がします。
追わない自分を責めなくてよくなった
推し活をしていた頃は、追えている自分に安心していたところがありました。
ちゃんと知っている。
ちゃんと見ている。
ちゃんと好きでいる。
それが、自分の中の証明になっていたのだと思います。
でも、フォローを外すと、その証明を続けなくてよくなりました。
追わない自分を責めなくていい。
それは、想像していたよりも楽でした。
手放すと決めたものには、意外と後悔がなかった
私の場合、一度「もういい」と思ったものには、意外と後悔が残りませんでした。
ここは、私の感覚が強く出ているところだと思います。
私は、いったん自分の中で終わったと感じると、そのあとに気持ちが戻りにくいところがあります。
だから、この感覚をそのまま誰かにすすめるのは少し違うと思っています。
不安が強い場合は、写真に残す。
保留箱に入れる。
期限を決めて、少し距離を置く。
そういう段階を置いた方が、安心して考えられる人もいると思います。


やめてよかった、は一瞬ではなくじわじわ来た
手放しは一度ではなく、何回かに分けて進んだ
推し活をやめたといっても、ある日に全部を一気に手放したわけではありません。
何回かに分けて、少しずつ整理していきました。
最初に手放せるものがありました。
しばらく残したものもありました。
最後まで少し迷ったものもありました。
だから、「やめてよかった」は一瞬で来た感覚ではありません。
じわじわと、あとから分かってきた感覚に近いです。
全部を一気に手放せなかったからこそ、納得できた
今振り返ると、最初から全部手放していたら、もっと早くお金の自由に気づけたかもしれません。
もっと早くNISAを始められていたらよかったな、と思うこともあります。
でも、そのときの私は、一気に終わらせる準備ができていませんでした。
少しずつ手放したからこそ、後悔が少なかったのかもしれません。
早く手放せばよかった、という気持ちと、あのペースだったから納得できた、という気持ち。
どちらも、今の私の中にあります。


お金の自由は、あとから見えてきた
グッズ代だけでなく、周辺のお金も減っていた
推し活のお金は、グッズ代だけではありませんでした。
交通費。
送料。
収納用品。
お店に行く時間。
情報を見る時間。
ひとつひとつは小さく見えても、全部つながるとそれなりに重さがありました。
推し活をやめてから、その流れが自然に止まりました。
買わないように頑張ったというより、買う前提の場所から少し離れたのだと思います。
そのお金を、今は未来の自分に回せるようになった
今は、推し活に使っていたお金を別の方向へ回すようになりました。
NISA。
健康。
読書。
これからの自分のためのもの。
もちろん、推し活をやめたら投資をするべき、という話ではありません。
私の場合は、使っていたお金の流れが変わった結果、未来の自分に向ける余白が増えました。
お金の自由は、推し活をやめた直後に見えたご褒美ではなく、あとから気づいた変化でした。


全部の楽しみをやめたわけではなかった
推し活は今はしていない
今の私は、推し活はしていません。
グッズも、日用品以外はほとんど手放しました。
アニメやグッズのジャンルに関しては、今はほとんど気持ちが残っていないものもあります。
それを寂しいと感じるより、自然に距離が変わったのだと思っています。
でもゲーム実況は今でも楽しい
一方で、ゲームに関しては少し違います。
自分で長時間プレイすることは減りましたが、ゲーム実況を見ると今でも楽しいと思うことがあります。
全部の好きが消えたわけではありません。
ただ、関わり方が変わりました。
持つ。
集める。
追い続ける。
そういう形ではなく、たまに楽しむくらいの距離になったのだと思います。
好きなものとの距離感が、ジャンルごとに変わった
推し活をやめたら、好きだった気持ちが全部同じように残るわけではありませんでした。
残ったものもある。
ほとんど残らなかったものもある。
だから、私の体験をそのまま誰かに当てはめることはできないと思っています。
ただ、好きが残るかどうかは、少し距離を置いてみないと分からないことでもありました。
この記事の整理ポイント
この記事で整理したかったことは、次の3つです。
- 推し活をやめて最初に軽くなったのは、お金ではなく気持ちだった
- 公式情報を追わなくなると、「ファンでいなければ」という感覚が弱くなった
- 好きな気持ちが残るかどうかは、ジャンルや人によって違う
お金の自由は、あとから結果として見えてきたことでした。最初に大きかったのは、収納や情報を追う負担から離れたときの気持ちの軽さだったと思います。
よくある質問
- 推し活をやめたら、好きだった気持ちは消えますか?
-
私の場合は、ジャンルによって違いました。
ゲームに関しては、今でも実況を見ると楽しいと思うことがあります。
一方で、アニメやグッズに関しては、今はほとんど気持ちが残っていないものもあります。
だから、推し活をやめたら必ず好きが残るとも、必ず消えるとも言えないと思います。
ただ、好きだった気持ちがどう変わるかは、実際に少し距離を置いてみないと見えにくいものでもありました。
- 推し活をやめて後悔しませんでしたか?
-
私の場合、大きな後悔はありませんでした。
ただ、それは一気に全部手放したからではなく、何回かに分けて整理したからだと思います。
残したいものを確認しながら進めたことで、あとから気持ちが戻りにくかったのかもしれません。
- 推し活をやめるか迷うとき、いきなり全部手放した方がいいですか?
-
私は、いきなり全部手放すことをおすすめしたいわけではありません。
不安が強いなら、写真に残す、保留箱に入れる、期限を決めるなど、段階を置いた方が安心だと思います。
手放すことよりも、自分が納得できる距離を見つけることの方が大事だと思います。


おわりに
推し活をやめてよかったことは、ひとことで言うと「軽くなったこと」でした。
でもそれは、推し活が無駄だったという意味ではありません。
楽しかった時間はありました。
買ってうれしかったものもありました。
そのときの自分には必要だった安心もあったと思います。
ただ、今の自分には、追い続ける形ではない距離の方が合っていました。
収納先に困らないこと。
情報を追わなくていいこと。
ファンでいなければ、と思わなくていいこと。
その軽さは、やめる前にはあまり想像できなかったものでした。
もし今、推し活をやめるか迷っているなら、すぐに答えを出さなくてもいいと思います。
でも、少し距離を置いた先に、後悔より先に軽くなるものがあるかもしれません。




