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 推し活はいくら使ってる?|“グッズ代以外”に消えているお金の正体

それ、グッズ代だけで考えていませんか?

推し活に、いくら使っているか。
そう聞かれて、すぐに答えられる人は、あまり多くないかもしれません。

グッズ代は、なんとなく分かる。
でも、イベントや遠征があると、そのたびにお金は動いていて、気づいたときには「思っていたより使っているかも」と感じることもあります。

それでも、
「楽しいからいいか」
「イベントだから仕方ない」
そうやって、深く考えないまま続けてしまうことも多いのではないでしょうか。

でも、ここで一度立ち止まって考えてみると、推し活のお金は、実はひとつの場所にまとまっているわけではありません。
この記事では、推し活の支出を「いくら使ったか」ではなく、「どこに流れているのか」という視点で整理していきます。

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正確な金額を出すことが目的ではありません。
まずは、「見えていなかった構造に気づくこと」から始めてみたいと思います。

目次

推し活のお金、実は「グッズ代」だけじゃない

推し活の支出というと、まず思い浮かぶのはグッズ代ではないでしょうか。
アクスタ、缶バッジ、CD、円盤。
「今月はこれくらい買ったな」という感覚は、なんとなく持っている人も多いと思います。

でも、実際の推し活は、それだけで完結していません。

イベントがあると、

  • チケット代
  • 交通費
  • 宿泊費
  • 現地での食事
  • その場の勢いで買うグッズ

といったように、お金の流れは一気に増えていきます。

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ただ、それらは「グッズ代」とは別のものとして扱われることが多く、ひとつの支出としてまとめて考えられることは、あまりありません。
結果として、推し活に使っているお金は、実際よりも小さく感じられてしまうことがあります。

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そもそも推し活がしんどくなる理由を整理したい場合は、こちらの記事も参考になるかもしれません。

私も昔、イベントのたびに支出をメモしていた

私も、昔はイベント系の推し活をしていました。
県をまたぐ遠征は年に1〜2回ほど。
県内の中心地に行くのも、1クールに1回くらいはあったと思います。

当時は、イベントのたびにスケジュール帳の裏に簡単なメモを残していました。

  • チケット代
  • 交通費
  • 宿泊費
  • イベント限定グッズ

そのときにかかったお金を、ざっくりまとめて書いていた記憶があります。

ただ、そのメモはあくまで「そのイベント単位」で、年間でいくら使っているかまでは把握していませんでした。
というよりも、そこまで考えたことがなかった、という方が近いかもしれません。

当時の感覚としては、「楽しいから気にしてなかった」。
これが一番しっくりきます。

イベントは特別なものだし、そのためにお金を使うのは自然なこと。
だから、細かく合計する必要性も感じていませんでした。

でも今振り返ると、あのとき使っていたお金は、決して「少ない支出」ではなく、いくつもの場所に分かれて流れていたお金だったのだと思います。

推し活の支出は、いくつかの場所に分かれている

ここまで見てきたように、推し活のお金は、ひとつの場所にまとまっているわけではありません。

もう少しだけ整理してみると、大きくは次のように分けることができます。

  • グッズ・課金系の支出
  • イベント参加の支出(チケット)
  • 移動の支出(交通費)
  • 滞在の支出(宿泊・食事)

この時点では、まだ「全部を合計する」必要はありません。
まずは、どこにお金が流れているのか。それだけ見えていれば十分です。

ここでひとつ大事なのは、これらの支出が、それぞれ別のものとして認識されやすいということです。

たとえば、

  • グッズは「趣味のお金」
  • 交通費は「移動のお金」
  • 食事は「生活費」

といったように、同じ推し活に紐づいている支出でも、頭の中では別々に処理されてしまいます。

こうして、「同じ推し活のお金なのに、別のもの」として扱ってしまう。

そしてもうひとつ。
私自身もそうでしたが、「どこまでを推し活として数えるか」は、かなり曖昧になりやすい部分です。

だから推し活の総額は見えにくい

私の場合、イベントに関わる支出はメモしていましたが、日常の支出までは、ほとんど記録していませんでした。

たとえば、コラボカフェのように「明確に推し活だと分かるもの」は書いていても、普通のレストランでの食事は、推し活としてはカウントしていなかったと思います。
イベントのついでに入ったカフェや、帰りの食事も、振り返るとその体験の一部だったのかもしれません。

つまり、同じ日に発生しているお金でも、

  • これは推し活
  • これはただの生活費

と、無意識に分けてしまっていました。
こうなると、実際にはひとつの体験として繋がっている支出が、頭の中ではバラバラに扱われてしまいます。

さらに、イベントごとにお金が動くことで、その支出は「単発の出来事」として記憶されやすくなります。

  • 今回は遠征だから仕方ない
  • 今回はイベントだから特別
  • 今回はたまたま重なっただけ

こうして、ひとつひとつは納得しながら使っているのに、それが積み重なっている感覚は、持ちにくくなります。

結果として、推し活の総額は「分散しているから見えない」のではなく、「別々のものとして認識されているから見えない」状態になります。
つまり、お金が見えなくなっているのではなく、「見えない形で認識している」状態だったのだと思います。

おわりに

ここまで見てきたように、推し活のお金は、ひとつの場所にまとまっているわけではなく、いくつもの支出に分かれて流れています。
そのため、「いくら使っているのか分からない」のではなく、そもそもひとつのものとして認識されていない状態になりやすいのだと思います。

だからこそ、まず必要なのは「正確な合計」を出すことではなく、どこでお金が動いているのか、どんな場面で増えているのか、その流れに気づくことです。

この流れが見えるようになると、推し活の見え方は少し変わります。
「なんとなく使っているお金」だったものが、「ここで増えているんだな」と自分で認識できるようになります。

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そして、ここまで見えるようになると、次にやることはとてもシンプルです。
どこを残すかを選ぶこと。
推し活をやめるかどうかではなく、どの支出を残して、どの支出を減らすのか。

それを感覚ではなく、自分の基準で考えられるようになります。

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この記事を書いた人

INFJの元オタクミニマリストとして、Niの視点から「感情と行動の構造」を語ります。FP3級・簿記2級・NISAの実践経験をもとに、暮らしとお金の新しい選び方をお届けします。

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